コードネーム≪キミジマ・レポート≫ナンバー1
発見場所:南種子町郷土館・2階
位置情報:北緯30度40分、東経130度90分
記述日:2009年11月7日
作成者:キミジマコウ
最終更新者:キミジマコウ
最終アクセス:2011年8月31日
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これは仮に私が殺されたときのための、バックアップとなるレポートである。
私は何者かに脅迫を受けている。
奴らは巧妙に自らの存在を隠しているが、私は心理的精神的圧迫感を知覚しており、電磁波兵器で攻撃されている可能性が高い。
あなたがこれを読んでいるのがいつのことなのかは分からない。
あるいはすでにワンワールド・オーダーが成立してしまっている頃かもしれない。
いずれにせよ私はすでにこの世にいないだろう。
そうなったときのために、私が知り得た事実をここに記す。
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NASAは重大な事実を世間に公表せず隠蔽している。
ユリシーズ計画は単なる太陽探査計画ではなかった。
2000年11月に太陽の南極圏を調査した際、磁気活動に明らかに説明不能な状況が見られた。
磁気単極子--- SFでよく語られるモノポールに間違いない!
--- は間違いなくそこに存在していたのだ。
しかしNASAはそれを事実無根だと笑い飛ばした。
世界中のメディアを利用して徹底的なプロパガンダを行い、一部流出した事実は完璧に嘘だったと人々に認知させた。
この情報操作の件から見て、背後にはタヴィストックが暗躍していることは間違いない。
結局のところプロパガンダは成功し、2009年現在、モノポール発見の事実は都市伝説レベルに留まっている。
だが太陽はすでに暴発寸前まで来ているのは紛れも無い事実だ。
科学的根拠により、2012年、2015年、2019年、2020年と連続して大規模な太陽嵐が発生し、地球と地球磁気圏に深刻な影響を及ぼす。
嘘だと思うなら2012年以降に夜空を見上げるといい。
地球上のあらゆる地域でオーロラが見られるはずだ。
NASAは太陽嵐発生予報について詳細で深刻なデータを把握しているが、とある組織の圧力により隠蔽されるだろう。
2012年以外の太陽嵐については≪なかったこと≫にされるのだ。
この太陽嵐到来をテロ計画に用いる組織が現れるだろう。
特に2015年は特別大きい太陽嵐が来る。
警告など無意味だ。
告発しなければ止められない。
世界中の誰も知らないまま、世界中に重大な危機をもたらす目に見えない力が太陽から到来することになるのだ。
情報は一切与えられない。
多くの人々は見殺しにされる。
だがそれは引き金に過ぎない。
混乱に乗じて、密かに、緩やかに、完膚無きまでに、人類社会を崩壊させる計画が実行されてしまう恐れがあるのだ。