Monologue of HACHI

たとえば小さな頃
お母さんは生まれつきお母さんという生き物で
先生は先生
おまわりさんはおまわりさん以外の何者でもないと思っていたのと同じように

芸能人はあくまでも芸能人であって
自分とは別の生き物のような気がしてた

20歳にもなったのにあたしは


TAKUMI

また会えるといいなとは思ってたけど


HACHI

そんなバカなーーー


TAKUMI

いや ほんとに
でなきゃ わざわざ電話なんかしないって
おれ正直そんなマメじゃないし


HACHI

4人共
同じ位 有名ですよ


TAKUMI

それはキミがファンだからだよ

普通は知っててレン止まりだよ
おれとナオキなんてロンゲの人とキンパツの人だもん


HACHI

そんな事ないもん!
あたし的にはタクミが一番…


Monologue of HACHI

なんてバカでお手軽な女と思われてる事だろう
だけど あたしは本来そーゆー女なんだ
色々あって昔よりは慎重になったつもりでいたけど
17の夏から何も変わっていない

今 この瞬間の幸せに酔いしれていられたら
明日の事なんてどうでもよくなる


TAKUMI

ツアー終わったらさ
真っ先に会いに行くから
また飯作って食わせてよ


NANA

ハチ公?
おっせーから心配するじゃん
こんな時間まで
どこ うろついてんの?


Monologue of HACHI

ナナには言えない

こんな尻軽女みたいなマネしたなんて知られたら
きっと軽蔑される

でもね ナナ
あたしだって本当はナナみたいに真っ直に誰かを愛したいんだよ
ナナとレンみたいに強い絆で誰かと結ばれたいんだよ

ねえナナ
本当はあたし全然大丈夫じゃないよ
タクミに一夜限りで捨てられるなんて本当は嫌だよ

どうしよう
怖いよ ナナ
だけど今さら逃げ出すなんて出来ないし
愛して欲しいなんてとても言えない

ダメだ また傷だらけになるかもしれない


Monologue of HACHI

タクミの髪は あたしに降りかかる程 長くて
あたしは それを体中に浴びながら
一生長い髪のままでいて欲しいと思った

もう二度と触れる事は出来ないかもしれないのに


Monologue of HACHI

トラネスのツアー最終日は7月8日
東京公演

チケットは持っていないから
ご飯を作って家で待ってる
ちょっとだけ期待して待ってるよ


TAKUMI

ヤスー?
今 弁護士だってさ


LAYLA

じゃー夢叶ったんだ…
よかった


Monologue of HACHI

ねえ ナナ

ナナは あたしの憧れで
ナナのようになりたかった
ずっとそう思って生きてきたの

だから お願い
もう一度 歌って


Tweets

出会って次の日、さっそく手を出すあたりはさすがとでも言いましょうか…
タクミには相手を見透かす目があって、うかつにエリアに入ると抜け出せなくなる感じがする。
言いなりになるしかないって言うと言葉が悪いけど…
さりげない優しさだったり、キザな言葉だったり、女の子が望むことを知り尽くしてて、
用意周到な上にすべてにおいて抜かりない。
でも残念なことにタクミは相手が満足すればそれで満足ってタイプじゃないんだよな…