プロローグ Episode Zero

天空に浮かぶ楽園、コクーン。
人々は超常の存在「ファルシ」のもと、不自由のない生活を謳歌していた。

コクーンの外は「下界(パルス)」と呼ばれ、敵意に満ちた魔境と信じられていた。

ある日、コクーンの海辺の街ボーダムで、危険な敵とされる下界のファルシが発見された。

人々を統治する「聖府」は、周辺の住人が汚染されたと判断。
ボーダムの市民すべてを下界に追放する政策、パージを強行した。