セラとノエルは、パラドクスを解消しないままアトラスを撃退した。 その行動が、彼らを新たな地平にいざなう。 ふたりは、広大な平原に立っていた。 グラン=パルスの自然は、セラの知るそれと変わらぬように思えた。 その時、大音響があたりをつつんだ。 大地をゆるがす足音に、聞きおぼえがあった。 人造の巨兵が、山を見下ろしていた。 予言された最終戦争が、始まっていたのだ。