ヴァニラ

パージ列車に乗っていた少女。
絶望的な状況にあっても明るさを失わず、快活にふるまっている。
スノウ率いるノラの反乱で、列車から解放された時、偶然ホープ母子の近くに居合わせる。
スノウを恨むホープの心情を察した彼女は、ホープを励まして異跡へ侵入し、下界のファルシに接触した。

ヴァニラ

ライトニングらと同時にルシになったふりをしていたが実はずっと過去、グラン=パルスでルシとなった少女。
数百年前ファングとともに使命を果たし、クリスタルとなったが、当時の出来事や現在の使命に関する記憶を失っている模様。
彼女がシ骸になるのを防ごうとして、ファングはエウリーデの事故を起こし、ドッジがルシにされる原因を作ってしまう。
その際ファングとはぐれ、パージの日までひとりでコクーンをさまよっていた。

ヲルバ=ダイア・ヴァニラ

グラン=パルスで生まれたルシ。
数百年前ファングとともにクリスタルとなり、眠っている間にファルシをおさめた異跡ごと、コクーンに運ばれたようだ。
同時に覚醒したファングの記憶が欠落していると知り、「自分も使命の記憶を失った」と嘘をついた。
人々を傷つけるような使命から逃げたいがための嘘だったが、
彼女をシ骸にさせたくないファングをかえって焦らせ、セラやドッジの運命を狂わせる結果につながった。

ヲルバ=ダイア・ヴァニラ

グラン=パルスで生まれたルシ。
数百年前コクーンを滅ぼす使命を与えられた彼女は、魔獣ラグナロクに変身して戦ったが、
コクーン外殻を傷つけただけに終わり、ファングと一緒にクリスタルとなり眠っていたという。
その後コクーンで覚醒した彼女は、破滅を招く使命から逃げたいと願って「使命の記憶を失った」と嘘をつく。
使命を捨ててシ骸になる覚悟を決めた上での嘘だったがそれが多くの人々の運命を狂わせてしまう。

ヲルバ=ダイア・ヴァニラ

グラン=パルスのヲルバ郷で生まれたルシ。
その名は「ヲルバ郷ダイア氏族のヴァニラ」を意味する。
彼女とファングは数百年前コクーンを滅ぼす使命を与えられ、
ファングが魔獣ラグナロクとなってコクーンを攻めたがその記憶を失ったふりをするなど、多くの嘘をついた。
そんな嘘のせいで悲劇に巻き込まれたセラと出会った彼女は、もうコクーンを傷つけまいと決意し、
シ骸になることを覚悟の上で使命を放棄しようとした。