かつてグラン=パルスには時詠みの一族がいた。 時詠みの巫女が命を削って視る未来は、まぎれもない真実の記憶--- その思念を映し出す装置「予言の書」が、私に絶対の結末をつきつける。 ノウス=パルトゥスを破壊するのは解放者である私。 そして私を討つのは闇の狩人--- ノエル・クライス。 覆らない予告を前に、私たちは沈黙する。