ライトニングの妹セラは、悲劇の未来を変えようとした。
だがその旅は失敗に終わり、逆に時空全体が崩壊の危機に瀕した。
世界の均衡を保つ女神エトロは消え、因果を破壊する矛盾に満ちたエネルギー「混沌」がこの世にあふれだした。
破滅は数百年をかけてゆっくりと進行し、大地は少しずつ混沌の海に呑まれていった。
「時」が正常に流れる領域は、ごく小さな大地だけとなった。
人々は残されたわずかな大地で、身を寄せ合うように暮らしている。
女神を消滅から守りきれず、世界の終焉を導いたこと。
そしてセラを死の旅に送り出したこと--- ライトニングはそのすべてに責任を感じている。