 アグラバー -AGRABAH- |
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| ▼宵闇の砂漠 |
| ---$ No.736 黄金のスカラベを追いかけよう 1 |
| チリシィ ; うーん、やっぱり変だと思うんだよねぇ。 |
| チリシィ ; そう、その黄金のスカラベの片割れを探してくるだけですごい報酬だったでしょー、絶対怪しいよぉ。 |
| チリシィ ; アラジンに相談してからでもよかったんじゃないかなぁ。 |
| チリシィ ; あっ! じゃあ気をつけてね。 |
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| ジャファー ; 手に入れたのか? |
| ジャファー ; 行け! あとを追うんだ! |
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| ▼新月の荒野 |
| ---$ No.737 黄金のスカラベを追いかけよう 2 |
| ジャファー ; やったぞ、これぞ 探し求めてきた場所…… 魔法の洞窟なのだ。 |
| イアーゴ ; 魔法の洞窟なのだ。 |
| ジャファー ; よいか、ランプを取ってくるのだ。そこまでが今回の依頼だ。 |
| 魔法の洞窟 ; 我が眠りを妨げる者は誰じゃ。 |
| 魔法の洞窟 ; 記憶せよ、我が中に入らんとする者、内側に輝きを秘めたる者、ダイヤの原石のような男。 |
| ジャファー ; 何をしている、早く! |
| 魔法の洞窟 ; ダイヤの原石を連れてこい、ダイヤの原石を…… |
| イアーゴ ; 何てこった、いったいどうなってるんだよこりゃ! |
| ジャファー ; 入れる者を見つけねば…… ダイヤの原石か…… |
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| チリシィ ; だから言ったでしょぉ。 |
| チリシィ ; うん。じゃあせっかくだから、アラジンに会いに行こうよ。 |
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| ▼夜更けのサバンナ |
| ---$ No.740 アラジンに会いに行こう 3 |
| チリシィ ; 今夜はここまでにしようかぁ。 |
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| チリシィ ; じゃあ、あらためてアラジンに会いに行こう! |
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| ジャスミン ; 何ですか、あなたたちは? 人を呼びますよ。 |
| アラジン ; あの子大変だ! アブー! |
| アラジン ; 大丈夫? |
| ジャスミン ; ええ、ありがとう、あなたは…… |
| アラジン ; 僕を信じろ。行こう。 |
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| ▼オアシス跡 |
| ---$ No.741 アラジンに会いに行こう 4 |
| ジャファー ; 告げよ時の砂よ、あの洞窟に入れる者をわしに教えるのだ。 |
| ジャファー ; よーし、この男か、これがダイヤの原石か。 |
| ジャファー ; さっそくいまの男をこの宮殿に招いてやるとしよう。 |
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| ジャスミン ; ここがお家? |
| アラジン ; ああ、気楽に暮らしてるよ。 |
| ジャスミン ; まあ、うらやましい。 |
| アラジン ; それほどでもないけど、景色だけは最高だ。 |
| アラジン ; ほら、宮殿がすばらしいだろ。 |
| ジャスミン ; そうね、すてきだわ。 |
| アラジン ; それで君の家は? |
| ジャスミン ; 忘れちゃった。家出したの。絶対に帰らないわ。 |
| アラジン ; 家出? どうして? |
| ジャスミン ; お父様が無理やり結婚をしろって。 |
| アラジン ; そう、そいつはひどいや…… |
| 衛兵 ; 見つけたぞ! さあ地下牢が待ってるぞ小僧! |
| ジャスミン ; 彼を放しなさい。これは王女としての命令です。 |
| 衛兵 ; ジャスミン王女様。 |
| アラジン ; 王女だって!? |
| ジャスミン ; 早くその人を放すのです。 |
| 衛兵 ; そうしたいのですが、ご命令はジャファー様が…… どうか直接お話を。 |
| ジャスミン ; わかったわ。 |
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| ▼渇きの砂漠 |
| ---$ No.743 アラジンに会いに行こう 6 |
| チリシィ ; ずいぶん盛り上がってるけど、何かあったのかな? |
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| 衛兵 ; 何かあったかって? |
| 衛兵 ; 聞いてくれ! ついにあのドブネズミ、アラジンを捕まえたんだ。 |
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| チリシィ ; アラジンはこの街のためにがんばってたのに、いったい何があったんだろぉ? |
| チリシィ ; ともかくアラジンの家に行ってみようよ。 |
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| ▼裏路地 |
| ---$ No.744 アラジンの家に向かおう |
| 衛兵 ; おお、おまえか。 |
| 衛兵 ; 聞いたのか…… アラジンは運がなかったな。 |
| 衛兵 ; ジャスミン王女といっしょにいるところを見つかってな。 |
| 衛兵 ; 王女を誘拐した罪で捕えられたんだ。 |
| 衛兵 ; ふーん、あいつに限って誤解だったとは思うが。 |
| 衛兵 ; 現場を押さえられては、言い逃れは難しいだろうな…… |
| 衛兵 ; 残念だが、あいつは間もなく処刑される。 |
| 衛兵 ; いまはまだ牢獄にいるから会えるうちに会ってやってくれ。 |
| 衛兵 ; 牢獄の場所は詰め所にいる相棒がくわしいはずだ。 |
| 衛兵 ; アラジンが連れてた猿だな。こいつも連れていってやってくれ。 |
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| ▼アラジンの家 |
| ---$ No.745 衛兵の詰め所へ向かおう |
| 衛兵 ; そろそろ来るころだろうと思っていたよ。 |
| 衛兵 ; おまえとアラジンの絆を知ってるからな。 |
| 衛兵 ; あいつの危機に現れないはずがない。 |
| 衛兵 ; アラジンは国務大臣のジャファーの命令で捕らえられた。 |
| 衛兵 ; まだ刑は執行されていないが早く会いに行ってやってくれ。 |
| 衛兵 ; 市場の倉庫に牢獄に通じる隠し通路がある。 |
| 衛兵 ; 隠し通路には魔物も巣くってるって話だから気をつけろ。 |
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| ▼牢獄への隠し通路 |
| ---$ No.749 牢獄につながる隠し通路を進もう 4 |
| アラジン ; 彼女、王女だったのか…… |
| アラジン ; アブー! |
| アラジン ; こいつを外してくれ。 |
| アラジン ; 大丈夫、もう彼女と会わないよ。 |
| アラジン ; 俺はドブネズミだ。それに法律がある。結婚相手は王子だって。 |
| アラジン ; 王女だもんな…… あーあ、俺ってほんとにバカだ。 |
| 囚人 ; 本当のバカとは絶望する奴を言う。 |
| アラジン ; 誰だ? |
| 囚人 ; わしも地下牢の囚人じゃよ。だが二人なら話は違ってくる。 |
| アラジン ; 何の話だ? |
| 囚人 ; 洞窟があるんじゃよ。魔法の洞窟がな。 |
| 囚人 ; どんな事でも叶う宝に満ちあふれておる。 |
| 囚人 ; おまえの大事な王女様だってメロメロにできること受け合いじゃ。 |
| アラジン ; でも法律で結婚できるのは王子だけだって…… |
| 囚人 ; 黄金律という言葉、聞いたことがあるじゃろ? |
| 囚人 ; 黄金さえありゃ法律など作れるわい。 |
| アラジン ; そんなすごい宝を何で俺なんかと分けるんだい? |
| 囚人 ; その丈夫な足が必要なんじゃよ。宝物を取りに行くのにな。 |
| アラジン ; ああ、でも問題がある。宝があっても出られない。 |
| 囚人 ; 誰が出られないと決めたんじゃね。 |
| 囚人 ; さあ、わしと手を組むかな? |
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| チリシィ ; 魔法の洞窟ってさっきの? |
| チリシィ ; アラジンが心配だ、急ごう! |
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