コクーンのない世界 -隕石-

祈りが奇跡を呼び、コクーンは崩壊をまぬがれた。

その日から3年。人々はグラン=パルスに降り、コクーンのふもとに新たな都市を建設しつつあった。

一方で、辺境に新天地を求める者もいた。
ライトニングの妹、セラが住むネオ・ボーダムも、そんな開拓地のひとつだった。

だがそのかたわらに、ライトニングの姿はなかった。

コクーンのない世界 -出発-

クリスタルが語る、時の記憶。

隕石とともに現れた青年は、ノエルと名乗った。
未来から来たという彼は、ライトニングは「ゲート」の先にいると言う。

セラはノエルの言葉を信じ、時空の扉をくぐった。
再会への祈りを胸に。