ヤシャスの頂を臨む、時詠みの都パドラ。
古代グラン=パルスで、有数の栄華を誇った都市の遺跡。
ここではアカデミーの若きリーダーのひとり、ホープ・エストハイムのチームが「予言の書」の研究を進めている。
だがそこは、前にセラとノエルが訪れたAF10年の世界とは、何かが違っていた---
クリスタルが語る、時の記憶。
ヲルバ郷から帰還したセラとノエルは、ホープたちの記憶が変わったことに気づく。
未来を変えたことで、過去も変更されたのだった。
「予言の書」のヴィジョンにも、変化が現れていた。
映ったのは世界の終末--- カイアスがコクーンを堕とす映像だった。
ふたりはホープと約束する。
コクーンを救い、それぞれのやり方で予言された未来を変えることを。