太古にコクーンを創建し、今もコクーンに暮らす人類を見守っている超常の存在たち。 エネルギー供給や食糧生産などの使命を与えられた個体が市民生活を支えており、人々に感謝されている。 ファルシは支配者としてふるまうこともなくコクーンの統治を聖府の人間に任せて、ほとんど介入しない。 一説によれば、聖府のファルシの総数は、低級の個体も含めると八百万にも上るという。