遠い未来、人類が絶滅する終末時代を生きた青年。
幼なじみの少女ユールを亡くしたことをきっかけに、人類が滅ぶ歴史を変えるべく時を遡り、ライトニングやセラと出会う。
決してあきらめないまっすぐな心で、滅びの運命に立ち向かった。
彼とセラが時を超えて旅したことで最悪の事態---
「絶滅の終末」は歴史から抹消され、人類の死滅は防がれた。
だが無情にも彼の奮闘が、異なる惨禍を招いてしまった。
師と仰いでいた戦士カイアスの陰謀を見破って、最後の決戦で勝利したものの、
カイアスの罠にかかり「世界の崩壊」を引き起こし、セラの死にもつながった。
現代に続く「世界の崩壊」を招いたこと、セラを亡くしたこと、
そしてユールへの誓いを果たせなかったこと---
それらすべてが重い悔根となって、彼の心の「闇」を穿ったのだろうか?