享楽の宮殿へ

忘れるために踊る。考えずにいるために騒ぐ。
恐ろしいものから目をそらすために、享楽の都ユスナーンでは夜ごと宴が開かれる。
迫るこの世界の終焉から逃げようとして。主催は、最もそれを嫌いそうな男---
スノウ、おまえは気が遠くなるほどの時間を生きて変わってしまったのか?
それとも私がなくしているのか?
1000年の昔に共有したはずの想いを---