ユスナーン

光都ルクセリオとは対照的に、
滅びの時までを面白おかしく暮らそうという者たちが集まる退廃と享楽の都。

「天上街」と呼ばれる地域には闘技場のある「勇猛のエリア」、
世界の食が集う「美食のエリア」などのほか、金持ち向けの娯楽が集まる「神託のエリア」などがある。
一方、「地上街」は工業生産の拠点となっており、旧時代の科学から派生した「錬金術」も発達している。

太守の宮殿では、夜ごとに宴が開かれている。
太守であるスノウは近ごろあまり外を出歩かず、日ごとに宮殿の警備を増している。
宮殿内部でシ界の発生が続いていることもあり、太守は混沌にとりつかれたのでは、といぶかる声もある。