混沌の海に臨む、荒涼たる砂漠。 人の居住にはまったく適さない不毛の地だが、砂漠のそこかしこに太古の遺跡が点在するため、 財宝の盗掘をもくろむ無法者たちが居着いている。 砂漠では魔物は日中に活動する。 夜間は他地域とは逆に、穏やかな静寂に包まれる。 長年にわたる盗掘で、遺跡の大部分は荒らされてしまったが、強力な封印で守られた遺跡の深奥には、未知の秘宝が眠るとされる。 とりわけ名高い「聖宝」を求めて、盗賊団が探索を続けているという。