光都ルクセリオにそびえ立つ、救世院の総本山。 日中は「神命宮」(大ホール)も開放され、救世院を率いる聖主卿の説法を聞くことができる。 巡礼者の中には、聖堂の奥にかくまわれているという神秘の乙女--- 「聖女」の姿をひとめ拝みたいと訪れる者も多いが、実際に目にできる者はほとんどいない。 地下には「聖名の内陣」と呼ばれる広間がある。 そこは世界の終末の日に行われる儀式のために用意された特別な場所であり、限られた者しか出入りを許されないという。