神の本質は不滅のクリスタルであり、人の力で倒すのは不可能なのだろうか。
ブーニベルゼは再び甦ろうとしていた。
それでも迎え撃つライトニングに迷いはない。
彼女はもはや孤独な「解放者」ではない。ともに神に挑む仲間たちがいた。
そしてついに甦ったセラとともに、究極の希望が到来する。
それは無数の死者たちの魂だった。
幾億の想いがひとつに結びついた絆の光に討たれて、神は無限の奈落に落ちた。
神との戦いは終わった。
女神エトロにかわって死者の魂を見守るのは、大いなる混沌と化した巫女たち。
ひとりのユールをノエルに託し、守護者カイアスは望んで混沌に身を投じた。
すべての人の魂が、希望とともに飛翔する。
新たな宇宙へ、新たな惑星へ、新しく生まれ--- めぐりあうために。