いつもアクセルはあたしのことを助けてくれる。
だからまた助けてくれるような気がしてた。
アクセルはいつからあたしのことを知ってたんだろう?
忘却の城で会ったときには、もうあたしのことを知っていたのかもしれない。
アクセルはあたしに自分で考えろって言ってくれた。それがすごくうれしい。
でもこれから、あたしの力はどんどん強くなってそして、ロクサスの力はきっと弱くなっていく。
あたしはきっと、もう存在してはならないんだ。
ノーバディが存在してはならない者なんて誰が言ったの?
本当に存在してはならないのは、きっとあたし。
でもね、最後にほんのすこしでもロクサスとアクセルの役にたちたい。
今日見た男の子はたぶん、あたしの記憶の中にいるソラだ。
