この時間はリクがくれた。
考えろって言ってくれたのはアクセル。
機関は確実にあたしかロクサスを消滅させようとしている。
ロクサスとあたしが同時に存在することは、きっと許されない。
あたしはロクサスとアクセルのことが好き。
そう思っていることは、記憶から作り出された偽の感情なんだってサイクスは笑うと思う。
でも、時計台の上でロクサスとアクセルと過ごす時間が好きだった。
ずっとこのまま3人でいられればいいのに。
でも、もう終わりにしなくちゃ。
今日の夕陽をあたしは絶対に忘れない。
ロクサスとアクセルが忘れても、あたしは忘れないよ。
