【モグのまめちしき】
「時の迷宮」は、誰かさんが創ってる最中に投げ出した工事中の空間クポ。
途中でパラドクスにぶつかって、面倒くさくなって放り出したクポ。
だからパラドクスを解決してあげれば、すっきり綺麗な空間になるしくみクポ。
きっと創ったのは、すごくテキトーで無責任なやつクポ!
え、それってモグだろって?
ち、違うクポ〜!
【モーグリのひみつ】
モグはどうやって宙に浮かんでると思うクポ?
実は、頭のポンポンのおかげクポ!
これは反重力場を発生させて、いつどんなときも浮力を失わないクリスタルなのクポ。
でもみんなにあやしまれないように、いちおう羽もぱたぱたさせてるクポ!
ぷぷぷ---
偽装はかんぺきクポ!
【モーグリのひみつ】
モグのステッキ時計はぜんまい式クポ。
巻き忘れるとすぐに止まって大変だから、メンテナンスは欠かせないクポ!
そしてもうひとつ大事なひみつが--- 実はモグの身体はにせもので、時計のほうがモグの本体クポ!
--- うそうそ、本気にしたクポ!?
【モーグリのひみつ】
モグはライトニング様には絶対服従クポ。
なぜって、負けた者が勝った者に従うのがヴァルハラの掟だからクポ!
ライトニング様に挑戦したのかって?
ヴァルハラでは当然クポ!
勝敗は、デコピン一発でモグのノックアウト負けクポ。ライトニング様はデコピンも手加減なしなのクポ!
【モグトリビア】
「フラグメント」は、時のかけらといわれる情報素子クポ。
さわると、いろんな情報が頭の中に入ってくるクポ!
実は「予言の書」も同じ種類のクリスタルで造られてたらしいクポ。
それが砕けてばらばらになったかけらが、フラグメントじゃないかっていわれてるクポ!
【モグトリビア】
「スノウ」はユージュが拾ってきたメス猫クポ!
ガドーが冗談でスノウって名前で呼んでたら、なんとなく定着しちゃったクポ。
本当の名前はなくて、エメラルダとかニャンタ君とか、みんな自由に呼んでるクポ。
オスとメスを間違えてるのもひどいけど、ポチとかポンタって、もう猫の名前じゃないクポ!
【モグトリビア】
「サバイバルナイフ」は、セラとスノウがライトニング様に贈った誕生日プレゼントなのクポ。
ライトニング様の形見としてセラが大事にしまってたけど、ガドーが勝手に持ち出して磨いた後、外に置き忘れたクポ。
モグが見つけなかったら大変だったクポ。
せっかく磨いても海辺の潮風で、サビサビボロボロになってたクポ。ぷんぷんクポ!
【モグトリビア】
「スノウのネックレス」は、スノウがセラにプロポーズした時に贈ったおそろいのアクセサリなのクポ。
コクーンの形をしてるのは、世界を2個ぶん差し出すくらいの想いがこもってるかららしいクポ!
でもでも、ライトニング様を見つけるまで、結婚の約束はおあずけらしいクポ---
【モグトリビア】
「ノラ・スペシャル」は、ネオ・ボーダムのカフェ「ノラハウス」の特製メニューなのクポ。
シェフはもちろん街いちばんの料理人、レブロなのクポ!
内容は日替わりクポ。
自家製野菜のサラダと、とれたての魚をさばいたメインディッシュを食べたら、ほっぺたが落ちるクポ!
【モグトリビア】
ネオ・ボーダムの浜辺の住居を設計して建てたのは、実はガドーなのクポ。
おしゃれな家ってわけじゃないけど、ガドーと同じで頑丈さだけは折紙つきクポ!
住みごこちがいいってみんなに好評クポ。
家も人間も外見じゃなくて中身が大事だって、モグにもよくわかったクポ〜。
【モグトリビア】
マーキーはコクーンにいた頃から、
LENORAガレージという通販ショップであやしいものをいっぱい売ってたクポ。
できたばかりのアカデミーでも、マーキーが改造した万能キーをこっそり愛用してる人がいたって聞いたクポ!
ショップの売り上げはいざって時のために隠してるらしいけど、レブロにはバレバレなのクポ。
これも野生の勘クポ?
【モグトリビア】
ネオ・ボーダムのみんなは、困ったことがあるとユージュに相談するクポ。
ガドーは怖いし、レブロは忙しそうだし、マーキーは頼りないから、ぜんぶユージュの仕事クポ。
早くスノウが帰ってこないと、みんなのリーダーをやらされそうだって困ってるクポ。
モテる男はつらいクポ!
【モグトリビア】
ある時代で「カッツロイ刑事の事件簿」というドラマが大人気らしいクポ!
主人公は頭にひなチョコボを飼ってる刑事で、とっても運が悪いクポ。
だけど義理人情にあつくて、とっても家族思いだから、お茶の間で大人気なのクポ!
モデルは実在する人物だって話クポ。
もしかして、モグたちがどこかで会った人かもクポ!?
【ふわふわ冒険記】
モーグリは、生まれてからずっとひとりでした。
あるとき時空の狭間で1羽のひなチョコボに会い、こう聞かれました。
「ねえ、君はモーグリって名前なの? それともモグが名前で、モーグリ族のモグって子なの?」
モーグリは「うーん、モグはモグなのクポ!」と答えました。
「へんなの〜」と笑われたので「名なしのひなチョコボに言われたくないクポ!」と言い返したら、
ひなチョコボは「名前ならちゃんとあるもん!」と怒ってどこかに行ってしまいました。
「あのときのひなチョコボはどこに行ったクポ?」
モーグリは今も、ときどき思い出すのだそうです。
【ふわふわ冒険記】
モーグリは一度も自分の仲間に会ったことがありませんでした。
あるとき時空の狭間に5匹のちびプリンがふわふわ流れてきました。
「白くて丸いのがいる」「6匹め? 6匹めの仲間?」「プチネロ戦隊『ぷちぷちプリン』へようこそ!」
と口々に言われ、勝手に仲間にされてしまいました。
1匹が「ボクたちサンレスの森から来たんだ。一緒に飛んで行こう!」と言いました。
でもモーグリは「君たち、飛んでるんじゃなくて流されてるだけに見えるクポ?」と答えました。
5匹ははっと顔を見合わせました。
そしてそのまま、どこかのゲートに吸い込まれていったのでした---
【ふわふわ冒険記】
武器にも変身できるモーグリは、時空の狭間で、同じような仲間と出会ったことがあります。
それは「飛燕剣」という空飛ぶ武器で、「最近バトルに呼ばれない」と嘆いていました。
「召喚武器モーグリだと? おまえは剣か何かになれるのか?」と聞かれたモーグリは、
「もちろんクポ!」と答え、立派な剣に変身しました。
武器になっているとき、モーグリは使う人の邪魔にならないよう、勝手に動かないことにしています。
それを見た飛燕剣は「おまえは同族ではない。ただの武器だ」と言って消えてしまいました。
モーグリは「失礼なやつクポ!」と、いつまでもご機嫌ななめでした。
【ふわふわ冒険記】
モーグリは魔物なのか、召喚獣なのか、それともただの動物なのか、自分でもよくわかりませんでした。
でも、ぬいぐるみじゃないことだけは自信がありました。
だってぬいぐるみは、自分で動いたりしないからです。
あるときモーグリは時空の狭間のおかしな場所に迷い込み、アダムという大きな魔物に出会いました。
アダムは「おまえはファルシか? ファルシ=モーグリなのか?」と聞いてきました。
「モグはモグなのクポ!」と自信満々で答えると、
アダムは「ぬいぐるみに用はない」と言ってどこかに消えてしまいました。
モーグリは「ひどいやつクポ〜!」と暴れましたが、アダムは二度と現れませんでした。
【ふわふわ冒険記】
あるときモーグリは、自分によく似た仲間がいるという噂を聞きました。
そこではるばるヒストリアクロスを超えて、インプという魔物に会いに行きました。
インプにはたしかにモーグリのような羽根が生えていて、おまけにぷかぷか浮かんでいました。
だけどモーグリは、「なんか全体的にモグと違う」と思いました。
「おまえも子鬼の仲間か?」と聞かれたモーグリは、「うーん、モグのおめめはそんなにぱっちりしてないクポ」と答えました。
するとインプは怒り出し、アーリマンという仲間を呼んでしつこく追ってきました。
「ほめたつもりなのに、なんでクポ!?」モーグリは納得できませんでした。
【ふわふわ冒険記】
どうやってヴァルハラに着いたのか、モーグリははっきりおぼえていません。
気づいたら浜辺にいて、オーディンという巨人が目の前にいました。
オーディンは「弱き獣は強き獣に従う--- ヴァルハラの唯一にして絶対の掟なり」と告げて、いきなり襲いかかってきました。
「よくわからないけど受けて立つクポ〜!」といさましく飛びかかったモーグリですが、簡単にはたき落とされてしまいました。
「モグの負けクポ。なんでも言うことを聞くから命令しろクポ!」と開き直るモーグリに、
オーディンは「弱き獣に用はない」と答えて去ってしまいました。
本当のことをはっきり言われて、モーグリはとても落ち込みました。
【ふわふわ冒険記】
ヴァルハラは弱肉強食の世界です。
弱いものが生き残るには、強い相手と戦って少しずつ強くなるしかありません。
モーグリは、冥騎士ヴァルファズルという魔物がとても強いと聞いて、じゃじゃんと挑戦状を叩きつけました。
ヴァルファズルは弱い相手にも容赦しない魔物でした。
あまりにも悲惨な負けっぷりに、さすがの自信家モーグリも身のほどというものを思い知らされました。
ヴァルファズルは「汝など従えても役に立たぬ」と言い残して、行ってしまいました。
モーグリにケガをさせなかった彼は、もしかして意外と優しい魔物だったのかもしれません。
【ふわふわ冒険記】
モーグリがライトニング様と出会ったのは、ヴァルハラの混沌の浜辺で行き倒れていたときでした。
モーグリはその頃「異界最弱」の名をほしいままにしていましたが、
懲りずにライトニングに挑み、やっぱり負けてしまいました。
モーグリは「自分は弱くて役に立たないから、いつものように置いていかれるだろう」と思っていました。
でもライトニング様は「さっさと起きろ」と声をかけてくださいました。
「ついていってもいいクポ!?」と驚くモーグリに、
ライトニング様は「負けた者は勝った者に従う。ここの決まりなんだろう?」と言って歩きはじめました。
そのときモーグリは、ライトニング様に一生ついていくことにしたのでした。