アカデミーは人々を統治する機関となった。彼らは新たな都市「アカデミア」を建設。
その規模は、かつてファルシが築いたコクーンの首都エデンをも凌駕していた。
数百年におよぶ計画の基礎を築いたのは、ホープ・エストハイム。
アカデミー草創期の若き指導者であった。
科学は長足の進歩をとげ、人はついに、ファルシを創造するに至った。
機械じかけの半神「デミ・ファルシ」のもと、街はかつてない繁栄を謳歌していた。
クリスタルが語る、時の記憶。
アカデミアを守るデミ・ファルシが暴走した。
人々は次々にシ骸となり、ついに、ユールまでが命を落とす。
ふたりの前に何度となく現れ、挑発を続けるカイアス。
事件は、彼がしかけた罠なのか?
暴走は、なんのために仕組まれたのか?
手がかりを求め、ふたりはゲートを越える。