AF400年、サンレス水郷はアカデミーの注目する観察区となっていた。
この地に生息するプリンに、知性らしきものが芽生えつつあったためである。
ここでは、歳若いプリンが集団を作り、それを年長のプリンが指導するという、注目すべき行動が報告されていた。
アカデミーの研究チームは、この集団を「プリンの学校」と命名し、静かに観察を続けていた。
クリスタルが語る、時の記憶。
幼いプリンが集まる学校で、迷子が多発。
セラたちは全員を救出するが、今度はプリンたちがコクーンの柱にいたずらを始めた。
セラは先生だった頃を思い出し、カミナリを落とす。
その剣幕に圧倒され、プリンたちは静まりかえる。
ノエルは、セラを決して怒らせまいと心に誓うのだった。