コクーンの辺縁に位置する、ヴァイルピークス。
ここで大きな時空間の歪みが見つかったのは、AF10年のことだった。
アカデミーが送り込んだ調査チームの名は、「ブリッツ隊」。
パラドクスへの対応に特化した精鋭部隊。
彼らにとって、それはいつもと変わらない調査任務のはずだった。
クリスタルが語る、時の記憶。
時空間の異常を調査中に消息を絶ったブリッツ隊。
彼らを襲った怪物は、ライトニングの召喚獣オーディンに似た黒い怪物だった。
セラとノエルは黒いオーディンを倒し、隊長を救出。
隊長からは、意外な真実が明かされる。
ブリッツ隊は、ライトニングの古い仲間であり、彼女の想いを継いで、戦っていた。
姉の生きた証が失われていなかったことに、セラは心打たれるのだった。