第11日:父子

ドッジが突然ボーダムに行きたいと言い出した。
下界の存在を感知するドッジの能力を考慮したナバート中佐はPSICOMの監視下でのボーダム行きを許可する。
ちょうど花火大会の夜だったが、美しい花火を見上げるサッズの心は晴れない。
自分の運命を理解していない息子の笑顔が、かえってサッズを追いつめた。
一方周辺を調査したPSICOMは、異跡のファルシを発見する。
ドッジは無意識にファルシに反応したのだ。