[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

第11日:花火

彼らは同じ花火を見ていた。
ライトニングは、忍び寄る下界の影を感じていた。
スノウとセラは、手を取りあって将来を約束し、宿命を乗り越えようと決意していた。
サッズは、息子ドッジの救いを願った。
ホープは、母ノラとの別れを想像だにしていなかった。
ファングはヴァニラの姿を求めてさまよっていた。
そしてヴァニラは、希望を祈った。