いつわりの覚悟

ホープはもうホープではなく、甦りつつあるセラも偽者--- ルミナは私の心を揺さぶりつづける。
ブーニベルゼが善き神ではなく、私をだましている可能性はあると、あらかじめ覚悟をしていたつもりだった。
だが、それは単なる先送りにすぎないとルミナは見抜く。
私の心の奥底に隠した想いを、私以上に的確にえぐってみせる。
自分さえも偽る私ははたしてライトニングなのか、それとも神の道具でしかない、
虚ろな心の「解放者」なのか---?