「決戦」

新たな宇宙を創らんとする神が、ライトニングを待っていた。
輝ける神ブーニベルゼは、ライトニングを選んだのだ--- 新たな女神に。

なぜならば新しい世界には、光の神だけでなく闇の神も必要だった。
光の象徴ブーニベルゼと対をなす、闇の象徴--- 消えた女神エトロにかわって、
死者の魂を見守る存在があって初めて、生命の輪廻が完成する。
新たな女神がいなければ、世界は再び崩壊するだろう。

ライトニングが解放者に選ばれたのは、ただ人々の魂を救うためではなかった。
神の真の望みは、ライトニングが女神に匹敵する力を身につけることだった。

そして神の最後の試練が始まる。
ライトニングが女神エトロの後継者たるにふさわしいかを、闘争をもって見極めようというのだ。