不思議な塔
王様がイェン・シッドに、マスター・ゼアノートの真の目的を報告する。

イェン・シッドはソラを目覚めさせる可能性は眠りの鍵穴を解放してきた力にあるという。
闇の深淵にあるソラの心へたどりつくには、闇に閉じ込められる危険がともなう。
リクは自分を呼んだソラの声に応える為に、ソラの眠りの中にダイブする事を決意する。

ソラの夢の深淵でリクは漆黒の鎧に襲いかかられる。
リクが鎧を倒すと、鎧が砕け散りソラが現れる。
倒れ込み闇に堕ちていくソラ。
そこにはソラのキーブレードだけが残される。
リクはソラのキーブレードを手に取り鍵穴を開く。

リクがまぶたを開くと、そこは懐かしい故郷の島だった。
歩を進めるリクの前に現れ質問をする、ロクサス、ヴェントゥス、シオン。
すべての質問に答えて、次にまぶたを開くと、賢者アンセムが現れる。

賢者アンセムはリクに自分の研究データを託す。
データは失われた仲間を取り戻す手掛かりになるかもしれない。
ソラの思いが彼らを救う唯一の方法だ、と。

賢者アンセムはソラがまもなく目覚めると言ってリクを帰らせる。

リクがダイブから目を覚ますと、何やら楽しげな会話が聞こえてくる。
ソラとドナルドとグーフィーがお菓子を囲んでパーティーをしていたのだった。
ソラはリクの声に気づいて、喜んでリクに飛びつく。

承認試験はリクがキーブレードマスターに承認される結果となった。
ソラは自分の事のようにリクのマスター承認を喜ぶ。
そこにリアが自分もキーブレード使いになる為にここに来たと口をはさむ。
驚くソラとリクに文句を言いながら、簡単にはいかないなと、リアが手を差し出すと、キーブレードが現れる。

ソラはやり残した事があると言って、一人で眠りの鍵穴を開く。
「トラヴァースタウン」で目を覚ましたソラは周囲を見渡しながら、もういないのかなと落胆する。
その時、聞き覚えのある鳴き声がして、振り返ったソラにスピリットが飛びついてくる。
続々と集まってくるスピリットたちにソラは「ありがとう」と声をかけた。