明かされた野望
世界を巡っていたテラは不思議な導きに誘われて 「デスティニーアイランド」 を訪れる。
そこでテラはリクという少年と運命的に出会う。
大切なものを守る力がほしいというリクに自分を重ねたテラは、リクにキーブレード使いの力を継承する。
テラはリクとの再会を約束して、この世界をあとにするのだった。

アクアもまた 「デスティニーアイランド」 に導かれていた。
この地で出会ったソラに、アクアは特別な心の強さを感じる。
すでにソラの親友リクがテラから継承の儀式を受けていることに気づいたアクアは、自分たちの境遇を重ね、
ソラに継承は行わず、もしもの時はリクを助けるようにと告げる。

そのころミッキーの危機を救うべく向かった先で、ヴェントゥスはかつての師であるゼアノートと再会する。
ゼアノートとの再会がヴェントゥスの記憶を呼び覚ます。
混乱するヴェントゥスにゼアノートは 「Xブレード」 になれと迫る。
ゼアノートはヴェントゥスにエラクゥスから真実を質すよう仕向ける。

「旅立ちの地」 に帰還したヴェントゥスはエラクゥスを問いつめる。
エラクゥスはヴェントゥスが真実を知ってしまったこと、その背後に 「Xブレード」 を復活させようとするゼアノートの野望を見透かして、
「Xブレード」 を復活させまいと、やむなくその要素たるヴェントゥス自体を封印しようとする。
そこにテラが割って入る。
テラは友を守りたい一心で、師にキーブレードを向ける。

激しい戦いの末、エラクゥスはゼアノートにトドメを刺されてしまう。
ゼアノートの本性を知って驚愕するテラにゼアノートが言い放つ。
「キーブレード墓場」 でヴェントゥスとアクアの最期を見たテラが闇に堕ちることになるだろうと。

テラに救われたヴェントゥスは 「デスティニーアイランド」 の浜辺に立っていた。
そこに現れるヴェントゥスの分身たるヴァニタス。
ゼアノートは純粋な光のヴェントゥスと純粋な闇のヴァニタスをぶつけることで 「Xブレード」 を生み出そうとしていた。
その為に、ヴァニタスに比べ力の劣るヴェントゥスを修行させる目的で旅立たせたのもゼアノートの策略のうちだった。
「Xブレード」 になることを強要するヴァニタスに対して、戦いを拒むことでヴェントゥスは抵抗する。
ヴァニタスは 「キーブレード墓場」 でテラとアクアが危機にさらされることを告げて、自分を追うように仕向ける。

そして、アクアは異空の回廊を漂っていたミッキーを送り届ける為、イェン・シッドのもとを訪れていた。
そこでアクアはエラクゥスがゼアノートとテラに討たれたことを聞かされる。
アクアは自ら真偽を確かめるべく、「キーブレード墓場」 を目指す。