ゼアノートレポート3
古の時、現在のように世界に隔たりがなかった頃、今のように、世界それぞれが光の壁で覆われておらず、
物理的な干渉から守られた状態ではなかった。

その頃、世界は光で溢れており、キーブレードを使う者も多く存在していたらしい。
だが、隔たりのない世界同士で、光の奪い合いが始まったのだ。

彼らはキーブレードの本来の使い方を知ってしまった。
キングダムハーツと呼ばれる、大いなる光の心を我がものにしようと、キーブレード使いたちは争い始めてしまったのだ。

キングダムハーツとは、言わば光の集合体。
人の心と同じく、世界も心を持つ。
その世界の心の在り処は、本来見えてはおらず、各世界に隠された、扉の奥にその世界の心はある。
その各世界の心を一つに集める事で、キングダムハーツは完成する。