旅立ちの地 [テラ]
テラが懐かしい故郷に戻って見た最初の光景は、マスター・エラクゥスがヴェントゥスに攻撃を仕掛けようとした瞬間だった。
テラは二人の間に割って入り攻撃を受け止める。
退くよう叫ぶマスター・エラクゥスの声も聞かず、テラはヴェントゥスをかばい続けるが、とうとう抗しきれず闇の力を開放してしまう。
激高するマスター・エラクゥス。
テラは一瞬の隙をついて、異空の回廊への扉を開き、ヴェントゥスを中へ放り込む。
二人の戦いはお互いが力尽きるまで続いた。
満身創痍になりながらも、戦いの興奮から冷めたテラは許しを請いマスター・エラクゥスに歩み寄るが、
マスター・エラクゥスはそのまま倒れ込みキーブレードを残して消え去ってしまう。
唖然とするテラの前にマスター・ゼアノートが姿を現し、キーブレード使いの運命を刻みし場所、キーブレード墓場へと誘う。

「おまえはそこでヴェントゥスとアクアの最期を見届け闇に堕ちるのだ」
本性を現したマスター・ゼアノートが力を開放すると、大地は切り裂かれ、修行に励んだ世界が崩壊しはじめる。
テラは崩れゆく故郷を目の当たりにしながら、友を守る事を決意し、異空の回廊へと飛び込む。