ミッキーを追って城の正門にたどり着いたヴェントゥスだったが、衛兵のエレウスとディランに阻まれて、ミッキーとは会えなかった。
そこにアンヴァースが現れ、それを追う途中、外の世界から来たと言うスクルージを助け、彼の故郷ディズニータウンの永久入場パスをもらう。
アンヴァースを追う途中、偉大な魔法使いマーリンから、心の中の能力を目覚めさせる本があると教えられる。
アンヴァースを追い詰めると、そこには別々にアンヴァースを追ってきたテラとアクアがいた。
3体のアンヴァースは合体し、巨大な姿となって襲いかかってくるが、3人で協力して撃退する。
久しぶりの再会に和やかなムードに包まれる3人。
だが、アクアのテラが闇に近づきすぎているのではないかという言葉がそれを壊してしまう。
マスター・エラクゥスがアクアに自分を監視させていた事を知り、ショックを受けたテラはその場を立ち去ってしまう。
ヴェントゥスはテラを追う途中、アンヴァースに囲まれた少年イエンツォを助ける。
そこに親をなくした彼を育てていると言うエヴェンが現れ、テラの行く先を教えてくれる。
テラを見つけたヴェントゥスだったが、テラの覚悟とも取れる言葉に呆然としてしまいテラを追いかけられなかった。
テラの事を知らせようとアクアの元へ戻るが、彼女もヴェントゥスに一人で旅立ちの地へ戻るよう言って旅立ってしまう。
一人残されたヴェントゥスは、使い古された木剣を眺め、懐かしい3人での日々を思い返す。
それはヴェントゥスのすり減った木剣を見かねたテラが、キーブレードの継承を真似て譲ってくれた木剣だった。
その芝居がかった行動を笑うアクアにテラが言う。
「俺の夢はキーブレードマスターになる事だ」
すかさずアクアが返す。
「私たちの夢でしょ」
それは、3人が一つの目標に向かって走り始めた日でもあった。
昔を懐かしんでいるヴェントゥスの前に、突然リアと名乗る少年が現れ勝負を挑んでくる。
訳も分からず応じるヴェントゥスだったが、リアは一人暴れて息が上がってしまう。
親友アイザのあきれ顔に食ってかかるリア。
二人のやり取りをうらやましく思いながら見ていたヴェントゥスは、友達について考えながらこの地を後にする。
