竹やぶに到着したソラたちは、岩場に巨大なハートレスらしき影を発見する。
その正体は、以前ともに冒険をしたムーシューだった。
ソラは、ムーシューが守り神をつとめている娘、ムーランと出会う。彼女は男のふりをしてフン族討伐に参加しようとしていた。
ピンと名乗って入隊の手続きに向かうムーラン。
非力なため入隊を許されなかったがソラの提案でチャンスをつかんだ。入隊試験として、シャン隊長が出した任務に挑むのだ。
任務をこなしていき、少しずつ力をつけていくピン。
従軍の許可はおりたが、それでもまだ一人前の兵士とは認めてもらえない。
するとムーシューが、フン族の長シャン・ユーらしき人影が洞窟に入っていくのを見たという。シャン・ユーを倒せば大手柄だ。
ソラたちはピンとともに洞窟をさぐった。
シャン・ユーの姿はなかったが、現れたハートレスを退治するという手柄を立てる。
しかし成果を報告するため戻ってみると村も部隊も、シャン・ユーの軍勢に襲われて壊滅していた------
山頂でソラたちは敵軍と対決する。
迫り来るシャン・ユーとハートレスの大軍を、ピンは見事な作戦でやっつける。
ところが女だとバレて除隊されてしまった。あきらめて家へ帰ろうとしたムーラン。
だが倒したはずのシャン・ユーが復活し、都へ向かう姿を目撃する。このままでは皇帝が危ない!
駆けつけたソラたちの活躍により、シャン・ユーを倒し、皇帝を守ることができた。
国を救ったムーランは、皇帝からも、シャン隊長からも、立派な兵士として、ほめたたえられた。
平和になったはずのザ・ランド・オブ・ドラゴン。
再び村を訪れたソラたちは、黒い服の人物を目撃する。
再会したムーランとともに、男を追って山頂へ。男と対面したソラは何かを感じていた。
もしかしてリク?
しかし確かめる間もなく見失ってしまう。代わりに現れたのは巨大なハートレスだった。
ハートレスは都に向かっている!
急いで都に駆けつけたが、大きな事件は起きていなかった。ただ、ここにも黒い服の男が現れたという。
宮殿へ急ぐソラたち。扉は固く閉ざされていたが、ムーランの機転で中へ入ると、そこには、黒い服の男の姿が------
「------リク? 」
ソラが呼びかけると、男は正体を現した。XIII機関の1人シグバールだ。
シグバールの放った敵を撃退する。
ソラたちは、皇帝とシャン隊長の無事を確かめに向かった。
すると2人は前にも黒い服の男に会ったという。シグバールではないようだが、リクなのだろうか?
そのとき宮殿を大きな揺れが襲った。
山頂で目撃した巨大なハートレスがやってきたのだ。
みんなで力を合わせてハートレスを倒し、都は守られた。
ムーランは手柄を認められ、皇帝の側近となる。そしてソラは、リクが元気だと確信したのだった。
